添削において最も大切なこととは?
目次
添削で1番大事なことは…楽しくやっていただけるようにすること!
添削において最も重要なことは何か?
結論、少なくとも私の案件においては、
「添削を受けた相手が、楽しく記事が作れるようにすること!」
です。
なんでかというと、楽しくなきゃ続かないからです。
ぶっちゃけ、記事作成において1番大事なのは、「続けること」です。
でも、記事を書くって、けっこう孤独な作業になることが多いんですよね。
それに、自分じゃ上達が目に見えづらい。
だから、案外あっさり辞めちゃう人が多いんです。
もちろん、添削者の仕事は何が1番大事ですか?と問うたとき、
「自分のアドバイスによって、相手の記事をよりレベルの高いものに導く」
という答えもあって、これは確かにその通りなんです。
その通りなんだけど、優先順位として、
「続けてもらう」の方が優先順位が高いんですね。
そうでないと、win-winの関係になれないからです。
極論ですが、
「カンペキな記事に仕上げるためには、以下43個のポイントをカンペキに修正しましょう!」って言われたら、心折れますよね笑
それで一発で「やっぱ辞めます」となったら、元も子もないわけです。
…と言っても、
「自分が添削した直後に相手が辞めちゃった」などがあっても、気に病む必要は全くないです!
なぜなら、どんなに工夫を凝らしても、辞めちゃう人は辞めちゃうからです。
添削者にできるのは、
「いい記事までの道案内をすること」や「背中を押して勇気づけること」であって、
「本人の性格を変えて、行動・継続する気もない人を継続させる」は、残念ながら不可能です。
驚くほどあっさり投げ出す方って、現実的には想像以上に多いですから…
私もなるべく「そういう方を採用しない」ように心がけてますが、
どうしてもゼロにはできないという現実があります。
(余談ですが、どういうわけか、
マニュアルを読んだ跡がまるで見られないとか、納期を遅れるとか、
「当たり前ができない・やらない」人ほどすぐ辞める傾向があります笑)
なので、自分が添削したら辞めちゃった…などがあっても、気に病む必要は全くないです!
楽しく記事を書いてもらうために…添削者が心得るべき3つのマインド
じゃあ、どうすれば相手が楽しく記事が作れるか?
結論、下記の3つのマインドを心に刻み込んでいただければOKです。
- 記事作成者とは完全に対等と心に刻み込む!
- 相手のことを知ろう!
- 褒めちぎりまくれ!
記事作成者とは「完全に対等」と心に刻み込む!
まず、「記事作成者とは完全に対等」。
あなたはともかく、世の中には、
「添削者になったから、記事作成してるだけの人より偉い」
とか考えてしまう人もいそうじゃないですか。
あなたはそんな人じゃないとわかってるからこそスカウトさせていただいたので、
わざわざ言葉にするのも憚られますが、
当然ながら、そんなマウント野郎と仕事したいとか一緒にやりたいとか思う人はいません。
例えば「年収が上がった」とか「役職が上がった」とか「何か資格をとった」とかで、
これまで同じ立場だったはずの職場のメンバーにマウント取っちゃう人、みたいな感じです。
痛々しいですね。笑
(公務員時代、こういうスカポンタンな態度の10個も20個も年上の上司をいっぱい見て、
いたたまれない気持ちになったことをよく覚えてます)
もちろん、もろに口には出すような人は少ないですが、
なんかこう、にじみ出ちゃってる人は割と見たことありませんか?
謎の特権意識というか、「お前らより上」というか。
こんなの、大間違いですよね。
確かに、添削者と記事作成者で、「役割」は違います。
でも、あくまで横一線の立場で、上下関係なんてありません。
細かいニュアンスで言うなら、
- ×:上達のためのアドバイスをしてあげる
- ○:上達のためのアドバイスをさせていただく・方向性を一緒に考える
って感じです。
感覚的な表現にはなってしまいますが、
少なくとも「上から」とか「〜してやる」とか「俺のほうが偉い」とかは絶対にあり得ない話だと、念のため心に刻み込んでおいてください。
相手のことを知る
2つ目、相手のことを知る。
要は、相手のプロフィールとか、過去のやり取りとかを見てあげましょうってことですね。
なぜって、その方が嬉しいに決まってるからです。
例えば、
- 「前回の添削で話したPREUP法の使い方、めっちゃ上手くなってますね!」
- 「この間お子さん風邪引いて病院っておっしゃってましたが、大丈夫でしたか?」
- 「趣味っておっしゃってた〇〇、私も見てみました!面白かったです!」
こういう、文字にしたら1行、喋ったら3秒で済むことが、
相手にとってどれほど嬉しいことか。
- 単なる「記事作成ライターの1人」として扱うのか?
- 生活があり、個性がある、体温の通った1人の個人として扱うのか?
これでコミュニケーションの信頼度や、かけてもらう言葉の嬉しさが全く違うことになるのは、
想像がつきますよね。
なので、
- 相手のプロフィールを見て、添削の中で一言触れる
- チャットで言っていたことなどを話題として出す
- 前回の添削を踏まえてコメントする
などを心がけてください。
相手を褒めちぎりまくれ!
そして、「相手を褒めちぎりまくれ!!!!」
ある意味、究極にシンプルな添削の極意です。
仮に、すっっっっっっっごいヘタクソな記事が納品されたとしても、褒めましょう。
なぜなら、結局は褒められて嬉しくない人間なんていないからです。
だって、
- ただ”指導”の内容だけが淡々と続くような添削結果と、
- 褒め言葉があっちこっちに入りまくった添削結果、
どっちがモチベーションが上がるか?
楽しく続けられるか?
添削結果を受け入れて反映させ、上達しやすいか?
比べるまでもないですよね。
結果、1記事目は正直目も当てられないくらい微妙な記事を書いた人でも、
5記事目くらいには別人のようなレベルアップを果たしている…
なんてのは、割とよくあることです。
相手を褒めることを「媚びてる」とか「自分が変なヤツになるんじゃないか」とか捉えて、
褒め言葉を口に出すことを躊躇しがちな傾向がありますよね。
ですが、「相手をいい気持ちにできる」人は、
例外なく好かれますし、社会的にも頼りにされ、信頼されます。
実際、なんだかんだ褒め言葉をたくさん使っている人の周りに、人も成功も集まりますよね。
この添削の場を、「そういう練習の場」として使うのも、アリです。
とはいえ、ただ「テキトーに褒め言葉を口に出しときゃいいっしょ」くらいの感じでは、
相手もノってくれません(当たり前)。
ということで、どんなふうに褒めればいいのかという”褒めの作法”も知っておく必要もありますが、
ここで書くと長くなるので、その詳細は別の章で詳しく解説します。
今回はとにもかくにも、
添削で1番大事なことは、楽しくやっていただけるようにすること!
- 記事作成者とは完全に対等と心に刻み込む!
- 相手のことを知る
- 相手を褒めちぎりまくれ!
上記を心に刻み込んでいただけたらと思います。